10年に一度の一大イベント「ホーランエンヤ」もついに終わりましたね。
10年前をしっかり覚えているわけではありませんが、以前より盛り上がったように思います。
渡御祭が終わって、つぎは中日祭、陸船が町内を練り歩き、あだかや神社で奉納踊りを披露されます。
普段この近辺では見たことのない人出で、ビックリでした。
奉納踊りの舞台、境内では身動きが出来ないくらいの状態。
中日祭の魅力は手の届きそうな距離で、櫂伝馬踊りが見られることですね。五大地のお囃子、踊りもそれぞれ違いがあるのがよく分かります。
水曜の休診日に当たり、運良く観覧させていただいて感謝です。
還御祭は阿太加夜神社から城山稲荷神社まで御神体がもどられます。
朝から御神体の行列、その後に意宇川で櫂伝馬踊りが披露されますが、行列だけ見て乗船準備です。
大根島の港まで移動、船の飾り付けです。
乗船前に、早速御神酒をいただき(朝酒)ました。
上流まで行けるように小型のボートですが、合計9隻の大所帯。
合流地点で待つこと15分、清め船が到着。
この船が通った後でないとほかの船は前に進めません。
その後、次々と櫂伝馬船が集合、船隊を組んで大橋川を進みます。
五大地の船は各地元の港で櫂伝馬踊りを披露。地元の方々からの大喝采を受けていざ出陣!
大橋川の両岸は観覧客の皆さんでビッシリです。
あまりの人の多さに、緊張感も・・・
自分の地区は伴走船だけですが、それでも手を振ってくださる観覧客の方も。
思わず手を振り返します! なんだか、快感 笑
五大地の船はここでも見事な踊りを披露され、相当な疲労だと思い、頭が下がります。
歌い手の喉も信じられないスタミナ!
船上から櫂伝馬踊りを見ながらふと横を見ると、救護船が。
船にはよく知っている古巣の松江市立病院のドクターとナースが!手を振り合いました〜
最後は「いの一番、馬潟 櫂伝馬船が神輿船を引いて御神体が城山稲荷神社へと移されます。
櫂伝馬船の方々はさらに神社まで上がって奉納踊り、本当にお疲れ様です。
我々は御神体が上陸したのを見届けて、帰港です。
最高気温32度の真夏のような暑さの中、多くの方々が伝統を立派に引き継がれて、
10年後も何かの形でこの素晴らしい伝統行事に参加したいと思る素晴らしい感動的な経験でした。